金属アレルギーとは

金属アレルギーとは、汗や体液に触れた金属が腐食されて溶け出し、それに体が過剰に免疫反応を起こした状態のことを指します。過剰な免疫反応によって起こる症状は、腫れや赤み、痒み、湿疹、ただれなど主に起きます。

発症しやすい時期としては、汗をかきやすくなる夏場と言われており、その要因あげられるが汗です。汗は酸性であり、金属自体が酸に弱い性質であるため、身につけている金属が汗の中の成分に反応し、溶け出しやすいことが一因と言われております。


金属アレルギーになりやすい金属とは

汗（酸）に弱く、溶け出しやすい金属がアレルギーの要因であると前段で記載をしておりますが、その多くがニッケルであるとよく言われております。
ではなぜニッケルが要因である金属の中で、よく発症するケースとして高いのか。それは、ニッケルは元々酸に弱く、汗（酸）の中の成分がニッケルを溶かす作用が強いためです。またニッケル自体が非常に多くの金属製品に含まれている素材の1つであり、さらには表面加工（鍍金など）に使用されてこともあるためです。

もちろん、ニッケル以外にも様々な金属製品があるため、それ以外の金属はアレルギーを起こさないとは言い切れませんので、ご注意ください。

サージカルステンレスは金属アレルギーを起こしにくい金属とされており、よくニッケルが入っていないと認識されがちですが、サージカルステンレスにも微量にニッケルが含まれております。サージカルステンレスは様々の金属が掛け合わされた合金であり、その様々な金属の特徴を合わせる事で、錆びにくい・変色しにくい、傷がつきにくいなどの特徴を形成出来る素材となっております。

※アレルギーの原因はさまざまです。
サージカルステンレスはアレルギーが起きにくい素材ではありますが、すべての方にアレルギーが起きないことをお約束するものではありません。
万が一お肌にトラブルが発生した場合は、直ちに使用を控えていただくようお願い致します。

※錆に強く、変色しづらい特徴がございますが、永久に製品状態を保証するものではございません。使用状況・方法などによって劣化は異なりますので、ご了承ください。